お知らせ
2020
09 / 23
「気」のバランス
中国医学では、「気」を全身のあらゆる部位に運ぶ道筋のことを、経絡といいます。
「気」とは宇宙の生命力、生命エネルギーを表す中国医学理論の考え方であり、この生命エネルギーの流れが滞ると、病や不健康が生じます。
はり治療は、「気」の流れを刺激し、滞りを解消するために、経絡を通じて「気」のバランスを整えます。
ツボ(経穴)とは経絡の道筋に沿って存在し「気」の流れが体の表面を通る場所であると考えられており、そこにはり治療、指圧、灸で熱の刺激などの治療を行うと、「気」の流れに直接影響を与えることになります。
肩が痛いのに、下半身などにはり治療を施すのも、この考え方であり、全身の「気」を整える目的があります。
夏から秋の急激な気温の変化、新型コロナウイルスでの精神的な不安感などで自律神経も不安定になっていませんか?
疲れが取れない、何となくだるい、やる気がしないなどの症状がありましたら、はり治療で「気」の流れを改善してみてはいかがでしょうか。